お子様とディズニーへ行こう!と思ったものの、冬のディズニーって寒いんじゃ?と思われた方も多いのではないのでしょうか?
「冬の時期に行くのはやめた方がいいかな…」
「ただでさえ荷物が多いのに、冬ディズニーだともっと荷物が多くなりそう…」
そうなんです、冬ディズニーはあまりの寒さに耐えきれずに帰りたくなります。
実際に私は冬のディズニーにワンオペで来園した際、あまりの寒さに耐えきれず滞在時間2時間で退園してしまいました…。
遠方からの来園だったので、交通費やホテル代など頑張って貯めて望んだディズニー旅行で、とても楽しみにしていたのにです…。
それほどに冬ディズニーでは防寒対策が大切になってきます。
ですが、冬に行くからこそ楽しめるイベントやフードもたくさんあるので、ディズニーが好きじゃない方にとってもおすすめの季節です。
寒いから行きたくないな〜という思いを吹っ切れるよう、寒さと防寒対策のポイントをお伝えします。
冬ディズニーってどのぐらいの寒さ?
2024年は残暑がとても厳しく、11月になっても暑い日が続いてました。
ですが、12月に入ると一気に気温が低くなり、冬が本格的になってきました。
参考までにディズニーリゾートから近い江戸川臨海の2023年の12月〜2024年2月までの気温と風を掲載しました。
12月 | 1月 | 2月 | |
最高気温(℃) | 22.4 | 16.0 | 21.4 |
平均気温(℃) | 9.8 | 7.5 | 8.0 |
最低気温(℃) | 0.1 | -0.7 | 0.2 |
最大風速(m/s) | 15.3 | 14.9 | 16.2 |
平均風速(m/s) | 2.7 | 3.0 | 3.6 |
寒いと感じる気温は14℃以下と言われており、10℃以下になると強い冷え込みを感じるそうです。
風と気温の関係ですが、一般的に風速1m/sで体感温度が1℃下がると言われており、晴れていて気温が16℃あったとしても、風速7.0m/sあったとすると体感温度は9℃となり一気に強い冷え込みを感じます。
特にディズニーリゾート周辺は風が強く吹いており、天気が良くても風が強いと体感温度は一気に下がってしまいます。
天気と気温も大切ですが、冬ディズニーは風も大切です。
天気予報を見る際には、風にも注目してみるようにしましょう。
寒さ・防寒対策は何をすればいい?【持ち物編】
気温と風速を見てもらってもピンとこないかもしれませんが、冬ディズニーは本当に寒いです。
「朝から行かないから大丈夫でしょ」
「夜までには帰るし、荷物多くなるから対策はいらないかな」
そう思いたい気持ちはわかりますが、防寒対策なしでディズニーに行ってしまうと寒さに負けてしまいディズニーを楽しめないかもしれません。
ですが、人それぞれ寒さに強い・弱いがあるので、全ての方が今から言う対策が必要という訳ではありません。
自分自身やお子様のタイプによっても対策は変わってきますので、それぞれに合った対策だけに絞っていきましょう。
そうならないためにも、ここからは寒さと防寒対策に必要な持ち物について解説していきます!
①カイロ
使い捨てタイプと充電式タイプと分かれており、他にも貼るタイプと貼らないタイプがあります。
開園待ちや、パレード待ちなどの際には貼らないタイプを手に持っているだけで、全く体感温度が変わってきます。
私自身極端な寒がりではありませんが、1月にディズニーに行った際はあまりの寒さに開園待ちを初めて辛いと思えたほどでした。
その際に大活躍したのが、首にかけるタイプのカイロです。
ネックフォーマーをつけていたのですが、その下に仕込むだけで冬の開園待ちも無理せずに耐えられるほどの大活躍でした。
本格的に寒くなる12月後半から2月前半ごろまでカイロは必須になってきますので、ぜひ持っていきましょう!
②ブランケット・ひざかけ
こちらも開園待ちやパレードを待っている際に大活躍するブランケットです。
ブランケットだけでも十分ですが、充電式の発熱タイプだとより暖かく過ごせます。
他にもちょっとした休憩の際に、室内の席が空いていない場合でもブランケットやひざかけがあればテラス席で休憩することが可能です。
1枚あるだけで、体感温度も全く変わってきますので持っていくようにしましょう!
③水筒(温かい飲み物)
温かい飲み物を持っていくことをおすすめします。
パーク内にも温かい飲み物やスープを販売していますが、混雑している日だと購入するのに数十分並ばないといけないといったこともあります。
その際に水筒に温かい飲み物を入れておくと、身体の内側から温まることが可能です。
1番は自宅から温かい飲み物を入れていくことですが、遠方などで難しい場合は自販機で温かい飲み物を購入して、水筒に入れておくだけでいつでも温かい飲み物を飲むことが可能です。
ほんのちょっとしたことですが、これだけでも体力の消耗スピードが全く違います。
寒さ・防寒対策は何をすればいい?【服装編】
しっかり防寒対策していかないと、入園してすぐに寒くて帰宅してしまうことになってしまいます。
1番の対策は室内と室外での温度差があるので、脱ぎ着しやすい服装が好ましいです。
お子様の上着に関しては小さくなるタイプのものか、バッグに上着をひっかけられるホルダーがあると両手が塞がらずに動けるので1つは持っていくことをおすすめします。
ここからは冬ディズニーを楽しめる服装についてお話ししていきます。
①暖かいインナーを着用する
暖かいインナーを着用しましょう。
タートルネックのタイプだと、より暖かく過ごせます。
色んなメーカーからたくさんの種類の暖かいインナーが販売されています。
ですが、作られている素材によっては肌に合わない可能性があります。
かゆみなどを感じる場合は綿100%のものだと、かゆみも少なく暖かくいられるので自身に合ったインナーを着用しましょう!
②冷えない靴下を着用する
冷えは足元からと言われています。
こちらも色んなメーカーから、たくさんの種類の靴下が販売されています。
それぞれ素材も異なるので、ご自身にあった靴下を選びましょう。
また、温かい靴下だと普段の靴下よりも分厚い可能性があります。
いつもより分厚い靴下だと靴がきつくなり、当日足が痛くなってしまう可能性があります。
当日初めて履くのではなく事前に何度か履いて、足が痛くならないことを確認してからディズニーに履いていくようにしましょう!
③手袋・耳周りの暖かいグッズを持っていく
暖かいインナーや足元をしっかり防寒対策していても、手元と耳周りは風で寒くなります。
ディズニーリゾート内ではスマホ操作が多くなってくるので、スマホ操作もできるタイプの手袋か、指先部分だけを出せるタイプの手袋をおすすめします。
そして、風が強いと耳周りがかなり冷え込んできます。
そんなときに大活躍するのが耳あてです。
ですが、普段耳あてをしなかったり持っていくのを忘れた場合は、パーク内で販売しているファンキャップやもこもこ素材の帽子を購入してみるのは。
パーク内で販売しているもこもこ帽子は、見た目が可愛いのはもちろんですが見た目以上に暖かく、パーク内での防寒対策にはピッタリです。
④4つの首を冷やさないようにする
1番大切なのは4つの首を冷やさないことです。
4つの首とは、首・手首・足首・くびれ(腰・お腹)のことです。
首・手首・足首には太い血管が通っており、その部分を温めることでより効率的に早く身体を温めることが可能です。
そして、4つめの首に当たるくびれ(腰・お腹)部分ですが、腸内細菌が活発になり、体の代謝につながります。
お腹に関してはお腹用のカイロや腹巻きを使用することをおすすめします。
全てにおいて大切なのは、心地いい・気持ちいいと感じる温度で温めることです。
寒さ・防寒対策は何をすればいい?【行動編】
持ち物・服装はバッチリ!
これで楽しめるぞ!とやりたいことを詰め込みすぎてしまうと、楽しさよりも寒さが勝ってしまうかもしれません。
ここからはパーク内の行動についてお話ししていきます。
①無理しない
1番大切なことです。
冬だったら熱中症にはならないし、多少は無理しようと思っていませんか?
寒いところにずっといると、寒い以外何も考えられなくなります。
ワンオペだと頼れる大人は自分のみ。
ディズニーリゾートでやりたいことがたくさんあっても、決して無理せずにこまめに休憩を取るように心がけましょう!
②定期的に屋内に入る
こちらもとても大切なことです。
私自身の対策が足りずに2時間で退園する羽目になった際も、来園してからずっと外にいました。
1人なら何とかなったのかもしれませんが、ワンオペでお子様のことを考えると寒い日にずっと屋外にいるのは疲労がたまってしまいます。
屋内にあるアトラクションに乗ったり、休憩としてレストランに入ることで疲れが軽減されます。
やりたいことを考える時には、屋内に入ることを考えながら動くようにしてみましょう!
冬ディズニーだからできることって何?
ここまで色んな対策をお伝えしましたが、こんなに対策しないといけないの?と嫌になった方もいるかもしれません。
中には、お子様の年齢によっては寒さが心配な方もいると思います。
無理しないことが大前提なので、ちょっと難しいと感じた方はまだ本格的に寒くなる前の11月〜12月前半に挑戦してみてはいかがでしょうか?
しかし、冬だからこそできるイベントもたくさんあります。
ここからは冬ディズニー限定のイベントやフード・グッズについて紹介します。
①冬限定イベント
ディズニーリゾートといえば、季節限定のイベントです。
冬にやるイベントにはいくつかありますので、ここからは冬のイベントについて詳しく話していきます。
クリスマスディズニー
クリスマスディズニーは1年の中でも大人気のイベントで、パーク内の装飾やフードが全てクリスマス仕様になっており、来園するだけでワクワクするほどです。
その他グッズなどもクリスマス仕様になっており、より楽しめるようになっています。
12月のクリスマス本番に近づくにつれて、パーク内も混雑してくるので、少しでも空いてる日に行きたい方は11月中に行くことをおすすめします。
クリスマスフード
クリスマス限定のフードやドリンクも、たくさんあります。
中でもクリスマス限定のみで販売されるチョコチュロスは毎年大人気で、混雑日には何十分も並ばないと買えないほどです。
気になる方はぜひクリスマスディズニーのフードやドリンクも楽しんでみてください♪
お正月ディズニー
ディズニーリゾートにもお正月はあります。
この時期しか見られないパーク内の装飾や、着物を着たミッキーの仲間たちが出るパレードも開催されます。
フードも一部店舗では雑煮を食べることもでき、パーク内でもお正月を感じられるようになっています。
ただ、お正月期間が短いので気になる方は終わる前に来園するようにしましょう!
パルパルーザ第3弾
2024年から始まったパルパルーザ。
2025年1月から始まる第3弾はシュガーラッシュに出てくるヴェネロペが主役となります。
ヴァネロペのスウィーツ・ポップ・ワールドとして、ディズニーランドがヴァネロペが思い描いたお菓子の世界に様変わり!?
カラフルでかわいくておいしそうに様変わりしたパークで、パレードはもちろん装飾などもヴェネロペ使用になります。
全ての情報がまだ出ていませんが、かわいいパーク内になること間違いありません!
気になる方は、ぜひ期間中にディズニーランドに遊びに行きましょう!
②期間限定アトラクション
この時期にしか乗れないアトラクションがあります。
普段とはまた違ったアトラクションになっているので、それぞれ紹介していきます。
ホーンテッドマンション“ホリデーナイトメアー”
999の幽霊たちが住んでいる館で、皆さんを1000人目の仲間に加えようと待ち構えているホーンテッドマンションのアトラクション。
そんな館ではハロウィンの時期から映画『ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス』をモチーフにしたホーンテッドマンション“ホリデーナイトメアー”を実施しています。
この時期しか見られないジャックをぜひ見てみてください。
カントリーベア・シアター“ジングルベル・ジャンボリー”
18頭のクマたちがユーモアたっぷりに名演技・名演奏を繰り広げるカントリーベア・シアター。
5年ぶりにクリスマスシーズンの特別バージョンとしてカントリーベア・シアター“ジングルベル・ジャンボリー”が返ってきました!
クリスマスを祝ってカントリーベア・バンドが繰り広げるさまざまなウィンターソングにのせた愉快なレビューをぜひ楽しみましょう♪
冬限定スープ・ドリンク
寒い時期に行くからこそ、温かいスープやドリンクがおいしくなる季節になりました。
ここからは温かい飲み物をいくつか紹介していきます。
①ガンボスープ(ライス入り)
ガンボとはオクラのことで、オクラを使ってとろみをつけたトマトベースの煮込み料理を指します。
②ホットピーチティー
ピーチティー以外にもキャラメルフレーバーティーやカリビアントレジャーティも販売しています。
③ウォームハニーレモンドリンク
夏にはスパークリングゼリードリンクとして大好評のハニーレモンドリンク。冬にはホットになって登場してます。
④コーンスープ
お子様でも飲みやすいコーンスープ。他にもコーンチャウダーやミネストローネも販売しています。
中でも私の1番のお気に入りは①のガンボスープです。
SNSでは少し前から話題になっており、実際にこの冬味を確かめにガンボスープを飲んできました!
まだ子どもが飲めるかわからなかったので、1つだけ注文し子ども(5歳)に渡すと、もう私の元には返ってきませんでした…。(お子様によっては苦手な場合もあります。)
とにかくおいしい!
トマトベースなので飲みやすく、旨味がぎゅっとつまったスープでした。
そして、ライスが入っているので小腹を満たすにはピッタリの一品です。
ディズニーランドのカフェオーリンズのみでの販売ですが、冬のディズニーランドに行った際はぜひ食べてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
冬ディズニーは寒さに強い・弱いによって対策が少しずつ変わってきます。
ご自身やお子様によっては、全ての対策が必要ではないかもしれません。
ですが、全く対策せずに行くと私の様に2時間で帰ってしまうことになります。
冬ディズニーだからやめておこうではなく、対策があれば大丈夫ということが少しでも伝われば幸いです。
少しでも気になるイベントがあれば、ぜひ対策をした上で冬ディズニーを楽しんでみてください♪
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